- かんよう
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かんよう【咸陽】中国, 陝西(センセイ)省の都市。 渭水(イスイ)の北岸, 西安の北西に位置する。 戦国時代, 秦の都で, 現在の市街地の東郊に遺跡がある。 穀物・綿花などの集散地。 シエンヤン。IIかんよう【官用】(1)国・政府などで用いること。
「~の車」
(2)国・政府などの用事。IIIかんよう【官窯】中国の宮廷の窯(カマ)。 また, そこで製造した焼き物。 柴窯・越州窯・景徳鎮窯などが名高い。 日本では, 平安時代の尾張産の朝廷用瓷器(ジキ), また江戸時代の各藩の御用窯をいう。IVかんよう【寛容】心が広く, 他人をきびしくとがめだてしないこと。 よく人を受け入れる・こと(さま)。「~の精神」「~な態度」「夫もほかの人が遊ぶのを~するならいいが/坊っちゃん(漱石)」
﹛派生﹜~さ(名)Vかんよう【慣用】一般に用いられること。 普通に使われること。VI「世間の~を重視する」「坊主の~する手段を試みるがよい/吾輩は猫である(漱石)」
かんよう【換用】かえて用いること。 代用。VIIかんよう【涵養】〔「涵」はひたす意〕水が自然にしみこむように, 少しずつ養い育てること。VIII「徳性を~する」
かんよう【漢洋】日本以外の東洋と西洋。 特に, 中国と西洋。IXかんよう【漢陽】(1)中国, 湖北省武漢市の一地区。 もと独立の都市。 ハンヤン。→ 武漢(2)韓国, ソウルの古名。Xかんよう【簡要】簡単で要点をよく押さえていること。 また, そのような要点。XIかんよう【肝要】※一※ (名・形動)非常に大切な・こと(さま)。 肝心。「~な点」「忍耐が~だ」
※二※ (ト|タル){※一※}に同じ。XII「~と思う」「唯修業~たるべし/新聞雑誌 55」
かんよう【間葉】⇒ 間充織
Japanese explanatory dictionaries. 2013.